こんにちは。

純オーガニックコットン製品の
専門ブランド
「メイド・イン・アース」の
ブランドマネージャーをしています
前田けいこと申します。

ボディクレイさんから、
バトンを受けとり、
今回からコラムを
書かせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、第一回目ということで、
メイド・イン・アースの生い立ちから、
まずはお話しさせていただきたいと思います。

私たちが「メイド・イン・アース」を
作ったのは1995年です。
もう28年も前になります。
その頃は日本にまだ
オーガニックコットンの製品が
ほとんどなかった時です。

当時、私たちの会社は、
広告の企画制作をしていました。
ある日、赤ちゃんの市場を
研究している会社さんを
訪問した時のことです。
たまたまアメリカから
帰ってきたばかりで、
これから日本にオーガニックコットンを
広めようとしている方を
紹介されたのです。

その頃、私は学芸大学に住んでいて、
近所に自然食のお店ができて、
有機野菜の美味しさに
目覚め始めていました。
それでも、コットンがオーガニック?って
どういうことなんだろう?と
興味しんしんで、
その方からお話をお聞きしました。

「コットンは、
畑でできる農作物なんですよ。」

からお話は始まりました。

「だから、一般的な野菜の栽培同様に、
たくさんの農薬や殺虫剤、
化学肥料が使われていて、
さらに、コットンで多く使われるのが、
ベトナム戦争で使われた枯葉剤(落葉剤)で、
農夫の健康被害も多いんです」
と聞かされました。

「えー!だって、コットンは、
天然繊維の代表で、
素肌に優しくて、
心地よい素材のはずでは?」と
思っていたので、
コットンの栽培に対して、
ものすごくショックを
感じた瞬間でした。

そして、更にさらに、
その栽培されたコットンを、
製品にする際の、
紡績、製織、製品加工でも、
いろいろな種類の化学薬剤が
たくさん使われる事実も知りました

糸や生地それぞれに、
脱脂したり、化学染色したり、
防縮加工や柔軟加工したり、
合成洗剤で洗ったりと
工程がいっぱいだったのです。
子供の頃から
「下着は綿100%に限る」と
言っている母親のことを思いながら、
愕然としたのを記憶しています。

のちに、一般的なコットンの生地の
製造工程の工場見学をしたときに、
織り上がった生地が、
薬品のプールのような場所に浸かって、
流れてゆく光景を見た時には、
洋服は買ったら絶対に洗ってから
着なくちゃだめだと思ったりと。
メイド・イン・アースの製品は、
買ってからそのまま着ても大丈夫ですが、
それはとても大きなことなんだと
思った経験でした。

ちょっと話がそれましたが、
私たちが、オーガニックコットンの
存在を知ってからは
「このことをみなさんにお伝えしたい!」
そして「オーガニックコットンの
心地よさを日本中の方々にお届けしたい!」
という使命感が
フツフツと湧き上がりました。

そして、何より、
私たちスタッフみんなが
オーガニックコットンの
ふわふわなやらかさが
大好きになってしまったのです。
そうして、その想いを実現すべく、
純オーガニックコットン専門のブランド
「メイド・イン・アース」を作りました。

コンセプトは、100%地球製。
最終製品まで化学加工をせずに、
縫製の糸も、ネームタグも、
品質タグも全て
オーガニックコットン100%に
こだわるものづくりに徹底しました。
最初の頃は、工場から、
「宮内庁に収めるよりも大変ですー!」
なんて言われたりしながら、
今に至っています^^

洋服や下着、寝具、タオル、
ベビー、マタニティ、天然せっけんなどなど、
天然100%のものづくりを追求して、
様々な問題をクリアしてゆくことで、
自然が大好きな方、
お肌のデリケートな方、
化学物質が苦手な方、
健康に関心がある方、
ふわふわの柔らかさが好きな方、
など様々な方に
ご愛用いただけるようになりました。
これからも心地よい暮らしの
お手伝いができるアイテムを、
いろいろ作ってゆけたらと思っています。

長くなりましたが、
今日は、メイド・イン・アースの
生い立ち編でした。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。

ではでは来月もまたお会いましょうね。
これからどうぞよろしくお願いいたします♪

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