ベルベーヌ(レモンバーベナ) 2020/05/27(水) 今月のかおり ハーブ・アロマ好きのスタッフがおすすめの「ハーブ」をご紹介します。 アルゼンチン、チリ、ペルーといった南米原産のベルベーヌ(レモンバーベナ)。 日本ではコウスイボク(香水木)や、明治期に流行したコレラ対策に使われていたことからボウシュウボク(防臭木)と呼ばれています。 スペイン人からヨーロッパへ伝えられると、その爽やかなレモンに似た上品な香りは、香水、化粧品、石けんの香料に用いられ、欧米で親しまれています。 ハーブティーの他、鶏肉や魚料理の香りづけ、お菓子の風味づけにと幅広く使われています。 おだやかな鎮静作用で神経の緊張や不安、悲しみを和らげ、気持ちを明るくさせてくれる力があるようです。他にも抗菌、抗ウイルス、解熱、抗炎症作用が風邪・インフルエンザの予防に。また、滋養強壮、循環をよくし、胃腸を整えたりと様々な働きが期待できる優れものハーブのひとつ。近年ではアンチエイジングの働きにも注目されています。 フランスでは食後のリラックスタイムに飲むお茶として親しまれ、街角のカフェの定番メニューになるほど人気があります。 ご自宅のリラックスティーに加えてみてくださいね。