「ディヤーナ」

気がつけば6月も終わりが近づき、
2025年も半分が過ぎようとしていますね。

月一回のヨガ哲学のクラスでは
もう一ヶ月経ったのかと毎回驚いていますが、年々、時間感覚がはやくなるというのは本当のようです。

6月のヨガ哲学クラスのテーマは
八支則の7段階目、ディヤーナ。
 

 

8段階あるヨガの学びも段々と深まってきました。

ディヤーナ(dhyāna)、これはサンスクリット語で「瞑想」を意味する言葉。

「ディヤーナ」の音訳は「禅那」(ぜんな)と言い、これが「禅」の元となったと言われています。

ヨガスートラによると、瞑想とはひとつの対象に集中し続けている状態のこと。

ディヤーナについては6段階目のダーラナー(集中)と対比しながら見ていくと、より明確になります。

意識の方向を絞り、ひとつの対象に定まっていくダーラナからディヤーナの段階は、写真を撮る時のピントを合わせる過程に似ているなと感じます。
 

 

そうやって心が一点に落ち着き、静まっていくとどうなるか。

これは実践してのみ体感できるもの。

とはいえ、日常生活の中でも瞑想的に過ごすことはできます。

お茶を淹れること、身体を動かすこと、音楽を聴くこと、絵を描くこと、掃除すること。

どんなことも他人の目や評価を気にせず純粋に集中して行うことができれば、そんな時間が私たちを自分の本質へと繋いでくれるものとなるはず。

そんなディヤーナを日常に少しでも取り入れることができれば、あっという間に過ぎてしまう大切な時間をもっと丁寧に味わえるのではないでしょうか。

2025年の後半もどうぞ健やかに。
 

 
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今月のガイアさんのお気に入り。

ご紹介するのは、まつのやま茶倉さんの神目箒茶。
 

 

いわゆるホーリーバジルティー、トゥルシーティーのことです。

「目箒」は、バジルというハーブの和名だそう。

バジルの種子が水分を含むとゼリー状になり、目のゴミを取るのに役立つことから、この名前が付けられたのだと物知りなiPhoneのAIさんが教えてくれました。

こちらのお茶はヨガ哲学クラスに参加してくださっている方からおすすめいただいたのですが、雑味がなくクリアでとても美味しいのです。

RAMAとVANAの2種類ありますが、
違いは神目箒の品種違いでVANAは野生種・原種で、RAMAは栽培種とのこと。

ティーバッグには自然界の微生物で水と二酸化炭素に分解される環境と地球に優しい素材を使用されているのもうれしいところ。

梅雨が明けたら夏本番。

冷たいものが恋しくなる季節ですが、
あたたかいホーリーバジルティーで
内臓を冷えから守りながら美味しく水分補給できるといいですね。

そして、お茶を淹れる時にはディヤーナを思い出して瞑想的に。
 
 
 

「やさしいヨガ哲学とアーサナと瞑想」

日時:7/20(日)14:00〜16:00 

内容:日常に生かすことのできるヨガ哲学をやさしくお伝えします。

はじめの30分ほどは座学でヨガ哲学を学び、その後、呼吸法、簡単なヨガアサナ(ヨガポーズ)、瞑想を行います。

少人数制の和気あいあいとしたクラスですので、ヨガが初めての方も安心してご参加ください。

持ち物:動きやすい服装、ハンドタオル、ヨガマット

場所:赤坂駅から徒歩3〜4分

(詳しい場所は予約時にお知らせします)

ヨガクラス料金:3,800円(ハーブティー付)

ご予約 :  yanagihara_i@mac.com までご連絡ください

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