近年、巷ではデリケートゾーン用ソープがちらほら登場していて、私はちょっと気になりつつも使った事がありませんでした。お肌に優しい石けんを使っていれば問題ないでしょって思っていたからです。しかし実際は、ナチュラルな石けんであっても洗い過ぎになってしまうんだとか。もともと皮脂が少ない部分なので、アルカリ性が強い石けんでは皮脂を落とし過ぎてしまうし、それに善玉である常在菌も流れてしまい、そうすると今度はアルカリ性の環境で活性する雑菌が増えニオイの元を作ってしまうことに。きちんと洗っているつもりなのに痒みやニオイが気になる方、乾燥や黒ずみが気になる方、原因は洗浄剤にあるかもしれませんよ。それなら湯水で洗えばOK?と思うところですが、答えはNO。経血や尿などタンパク質系の汚れは湯水では落としきれないのです。日本ではデリケートゾーンの話は何故かタブー視されていたため、長年間違った洗い方をして悩んでいた方とても多いように思います。欧米や台湾などのアジアでは初潮を迎えたら専用クレンジングで洗うのは常識なんだそうです。子供から大人までみんな必要な知識だったなんて…。わたしも10代から知っていたかったなぁ。おばあちゃんの介護の時にも知っていたらなぁ。そうしたらいろんなトラブルや不快感を回避できたかもしれないのに。更年期前後のホルモンバランスの影響と年齢を重ねることによる乾燥対策にもよいそうですよ。

今回私が使用してみてるのはLIPのクレンジングモイスチャライジングオイル

なんとこちらは石けん成分ゼロ。オイルで洗うのです。オイルで洗う??いきなりハードル高過ぎでは?と一瞬思いましたが、使い心地、よかったです。浸透が早いのでお風呂上がりすぐにショーツを穿いても汚れなかった。使い方は簡単で、シャワーで濡らしてから2プッシュ位を手に取り優しく馴染ませ2~3分置いてから軽く流します。アウトバスオイルとしても使えるので、その場合は1滴程を塗ってください。成分はハイブリッドヒマワリ油などのオイル分の他、シーバクソン、フラゴニア、ローズマリーなどのエッセンシャルオイルが入っています。シーバクソンは天然の保湿成分のパルミトレイン酸や、ビタミン類など200以上の栄養成分が含まれているスーパーフードです。乾燥を防ぎ潤いを与えてくれます。フラゴニアはティートリーに似た効能を持ちますがお肌に対してとてもマイルドです。優れた抗菌、抗真菌作用、抗炎症作用、女性ホルモンのバランスや働きを整えてくれます。香りはローズマリーの爽やかさとフローラルな甘さがあり、穏やかです。2プッシュ毎日使っても5ヶ月分あるので日常使いにぴったりです。私は使用し始めて3ヶ月経ちますが、肌が柔らかくふっくらした感じ。鼠蹊部が乾燥気味だったので、そのあたりにも美容オイルの感覚で塗っていたら、乾燥しなくなりました。敏感な生理中も私は問題なし。潤いを保つ事で刺激に強くなった気がします。(個人の感想です)使い初めは石けんのスッキリつるっとした洗い上がりがちょっと恋しくなりましたが、潤いを実感したら手離せなくなりました。デリケートゾーンは一番敏感な場所だからトラブルも多い部分です。お顔のお手入れと同じように優しくケアしてあげる必要があるんだなぁと思いました。*界面活性剤、石油化学成分不使用、全成分中70%オーガニック
*妊娠中の方のご使用はかかりつけの医師の方の指示に従ってください。