行ったことはないけれど、
チュニジア料理が好きです。
地中海に面している国なので、
イタリアやギリシャに
影響を受けた味が多く、
シーフード、トマト、チーズ、
オリーブオイルが多用されています。
クスクスにトマトベースの
シチューをかけて食べる料理などは、
日本人の口にとっても合うと思います。
今回作ったのは、
チュニジアのファストフード「ブリック」
ブリックはチュニジアだけでなく
地中海地域一帯で見られる
パイ包みのスナックです。
チュニジア流は
ツナと生たまごが入ってること。
これがとっても子供も大人も
好きな味なんです。

本来はパートブリックという
薄くて大きな丸い皮に包みますが、
少し厚くはなるけれど
春巻きの皮で代用できるので、
作ってみました。
じゃがいもやケッパーも入れてみたら
さらに私好みの味になりました!

材料

春巻きの皮
じゃがいも
ツナ缶(ノンオイル)
玉ねぎ
パセリ
卵(全卵、卵黄)
にんにく
クミンシード
黒胡椒
ケッパー(塩漬け)
レモン
ケッパーについてる塩
オリーブオイル
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※アリサン
オーガニックエクストラバージンオリーブオイル
チュニジア産です。
辛味少なくマイルド!
揚げ油にオススメです。

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作り方
①タネをつくります。
フライパンにオリーブオイル、
クミンシードを入れ火をつけ、
香りが出たら
みじん切りにしたニンニクを入れ
こちらも香りが出たら、
みじん切りにした玉ねぎ、
小さめの角切りにした
じゃがいもを入れてさらに炒め、
刻んだケッパー、ケッパーの塩、
ツナを入れ蓋をして
じゃがいもに火を通します。
焦げそうだったら水を少し足します。
じゃがいもに火が通ったら
火を止め荒く潰し、
そのまま冷ます。

②春巻きの皮に①のタネをのせ
真ん中を空けて土手を作ります。

空けた窪みに生卵を割り入れ、
千切ったパセリをたっぷり散らし、
黒胡椒もたっぷり散らします。
皮の周りに卵黄で糊付けし、
しっかり閉じます。
(出来上がりの形は、
皮を半分に折った三角形)

③オリーブオイルで②を
両目色付くまで揚げたら完成です。

食べる時にレモンを絞ります。

↓半熟とろりが理想

☆タネはそのままポテサラとして
食べても美味しいですよ。

☆味付けはしっかり強めに!
卵と合わせた時ぼけやすいのです。

☆皮にタネを乗せたら、
揚げるまではスピード勝負!
具材の水分で皮に穴が空きやすいです。

☆糊付けは水溶き片栗粉でも良いのですが、
卵黄にすると揚げた時の皮のカリカリが
美味しいです。

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手順は簡単だったけど、
半熟卵の状態で揚げるのが
なかなか難しかった!
コツを掴むまでに
何回も失敗してしまいました。
欲張ってタネを入れ過ぎていたのかも…
なので途中、
ポーチドエッグを作ってから揚げたら大成功!
面倒でなければ
ポーチドエッグをのっけてみてください。
揚げ油がオリーブオイルなので、
軽くて香りがよく、
味は大満足でした!
食べる時に
レモンをしっかり絞ってみてください。
美味しいですよ!