2021年6月21日(月)は夏至でしたね。

そして、
この日は国際ヨガデー(国際ヨガの日)
でもありました。

数年前に夏至の日が
国際ヨガデーと定められたので、
この日は世界各地で
ヨガの象徴である太陽礼拝が行われています。

私も夏至の日のイベントで
太陽礼拝をたくさん行ってきました。

太陽礼拝(Sun Salutation)は
太陽からもたらされる自然の恵みに感謝をして、
それを一連の動作で表現していくものです。

私たちは自然の中で生かされているので、
太陽が欠かせません。

先日、
目にした太陽エネルギーについての記事で、
改めて太陽の凄さを感じましたので、
簡単にご紹介しますね。

地球に降り注ぐ太陽エネルギーは、
1秒あたり約42兆キロカロリー。

これは、1秒間に世界中で使っている
エネルギー(石油や電気など)の
2万倍以上という驚くべき量です。

もし、この太陽エネルギーを100%変換できるなら、
世界の年間エネルギー消費量を
わずか45分でまかなうことができるという計算になるそう。

この膨大なエネルギーを
もっと上手に利用する知恵や技術が私たちにあれば、
地球の生態系を壊さず、
もっと豊かで安全に生きていけるのではないかと
思考回路が単純な私などは考えてしまいます。

そして、水が地球を循環しているのもまた、
この太陽のエネルギーのおかげですよね。

遠い昔に理科の授業で
習ったことを思い出してみましょう。

太陽エネルギーは、
熱エネルギーとして海水や地面をあたため、
水を蒸発させ、
水蒸気は雲となり、
雨となって地上に降り注ぎます。

ですので、
雨も曇りも太陽の恵みのひとつなのです。

そして、その雨が大地を潤し、
植物が育ち、生命を育んでいます。

太陽があるからこそ、
私たちは生きていけるので、
太陽は生きる源とも言えますね。

それから、太陽は空にありますが、
私たち一人一人の内側にも太陽のような部分があります。

陰陽でいう陽の部分ですね。

太陽礼拝では胸を開いたり、
反らせたりする力強い前後の動きがメインになり、
自分の内側の陽のエネルギーが活性化され、
元気ややる気、
前向きさが引き出されます。

太陽礼拝を行うことは、
自然からのエネルギーをもらうと同時に、
内なる太陽のような部分を
活性化させることにもつながります。

もともとは朝、東を向いて、
昇ってくる朝日を浴びながら行うことで、
身体と心にスイッチを入れ、
集中力を高めていくものなので、
一日のスタートを気持ちよく切るためにも
朝に行うのが最適です。

私も今朝、
朝日を浴びながら太陽礼拝をしましたが、
それだけで力が湧いてきて、
とても清々しい気持ちになれました。

早起きする機会があれば、
ぜひ太陽にあいさつしてみてくださいね。

いつでも
誰にでも恵みを与えてくれる
大いなる太陽に感謝を。

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柳原 愛

ヨガアライアンス認定 RYT 500 ヨガインストラクター
日本ヨガメディカル協会認定 ヨガセラピスト

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