こんにちは!ボディクレイ望月です。

日向でジッとしていると、ジリジリと初夏を感じる暑さですが、
東京は3度目の緊急事態宣言が発出されました。
今年のゴールデンウィークも遠出は避け、健全にご近所を散歩するに留めるつもりです。
思わぬ発見があったり(去年もだいぶ散策しましたが・・・)
巣ごもりでも軽い運動は欠かせませんね。

さて、連載もなんと3回目となります。
今回はいよいよ、ボディクレイ商品の主原料「粘土」についてお話をしたいと思います。

粘土と聞くと工作や陶芸などで使われる粘土を想像する方が多いかと思いますが、地質学の定義ですと、岩石の粒子の大きさが0.002mm以下(それ以上は、砂や礫)を粘土と呼び、地球上どこにでも存在します。
しかし、粘土の本当の姿は、ただ粒子が細かいというだけではなく「水を吸う」という特殊な力を持つ鉱物なのです。

ボディクレイの基材原料は、国産のモンモリロナイトという粘土鉱物です。
モンモリロナイトは、ベントナイトという粘土の主成分です(この辺りの説明が難しい!)
ベントナイトは地中の溶けた岩石(マグマ)が火山の噴火で火山灰となって、海底に降り積もり、長い時間と地殻変動による巨大な圧力(水圧)も加わって変化、熟成してできた粘土で、日本でも多く産出されます。

日本の土はしっとりしていて、とても柔らかく、多くの植物が育ちます。
そのため農業が盛んですが、農業にとって“土”の存在はとても大きいはず。
その“土”の持つ力のうち、「保水力」は粘土によるものなのです。
つまり、粘土が多く含まれた土壌は水分や養分がたっぷりと蓄えられ、植物はその栄養分をたくさん吸って生き生きと育つわけです。いわば「保水タンク」ですね。

古くから、粘土と私たちの生活には深いかかわりがあり、その一つがスキンケアなのですが、次回は日本の粘土の持つ力をお伝えし、ねんど生活へとご案内したいと思います(^-^)

さて、先月お知らせしました「アースデイ東京2021」が無事終了いたしました。
通常の規模に比べると半分以下だったかと思いますが、蜜を避けつつ、多くの方がいらっしゃいました!

2日目はメインステージにてブースアピール!
このうえなく緊張しましたが、加藤八重さんがとても穏やかに語り掛けてくださり、何とかお話できました(とは言え5分弱ですが)

「地球は粘土の惑星」

粘土に触れることは、地球に接するということ。
ぜひ、皆さまも粘土のスキンケアを通して、地球に接していただければと思います!

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