日々、
様々なことが起こります。

良いことも、
悪いことも、
思いもよらないようなことも。

そんな予測不可能な人生の中で、
大切にしようと
心がけていることが
いくつかあります。

ひとつ目はヨガの教えでもあり、
私の好きなアーティストが
よく口にしている事でもあるのですが、

「良いことにも
悪いことにも
執着しない」
ということ。

ヨガの「アパリグラハ」
という教えです。

全てのものごとを
フラットに受け入れ、
流していく。

良いことがあると、
それを手放したくない、
いつまでも続いて欲しいと思って、
ぎゅっと握りしめようとしてしまいますが、
そうすると同時に
それを無くしたらどうしようという
不安や恐怖が生まれて、
結局苦しむことに。

逆に悪いことにも
執着しすぎると、
すぐそばにある幸せに
気づくことができなくなったり、
前を向いて進めなかったりと
更なる苦しみや辛さが
生まれてしまいます。

なので、
良いことにも悪いことにも
過度に執着せず、
等しく受け止めては手放していく。

そうすることで、心が軽やかになり、
自由を感じられるようになります。

もう一つは、
「あるがままを見る」
ということ。

物事や人に対して、
自分の印象や思い込み、
経験、記憶などの
自分なりのフィルターを通して
見てしまっているのが
ほとんどではないでしょうか?

あるがままに見ることをせず、
勝手なイメージを作り上げて。

そして、
好き嫌いの判断をしたり、
優劣をつけたり、
批判したり、
嫉妬したり、
憎んだりと
感情に振り回されながら、
私たちは自分で自分を
苦しめているのです。

そんな風にして
ドツボにハマってしまうこと
度々のドSの私ですが、
いつもヨガに助けられています。

ヨガでは瞑想することによって、
何事にも執着せず、
そのままを見る練習をしています。

瞑想中にも色んな思いや感情が
生まれてきますが、
それに囚われないように、
意識が他のところに
飛んでいるのに気づいたら、
呼吸に意識を戻すというように。

それを繰り返していくうちに、
ありのままの状態が
見えやすくなります。

昨日も今日も明日も明後日も
思いもよらないような事に
溢れている日々ですが、
良いことにも悪いことにも執着せず、
あるがままに捉えることが
できますように。

そして、純粋に喜んだり、
悲しんだりできますように。

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柳原 愛

ヨガアライアンス認定 RYT 500 ヨガインストラクター
日本ヨガメディカル協会認定 ヨガセラピスト

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